Risk

心の日記

なんだったんだろう

 

4年間いろいろあったなって振り返る最近

なんだかんだ早かった

もう卒業、そして社会人

学生ではいられなくなる

わかってたことだけど受け入れられない自分がいる

時間が惜しいなって今はすごく思う

 

卒業も決まって、これからの進路も決まって前向きになる気持ちがなぜか沈んでいってるのは普通のことなのかな

ただ不安なだけなんだろうね

これからの進路もそうだし、みんなと離れ離れになるっていうのも全部ひっくるめて

今まで一緒に楽しい時間を共有してきた友達とこれから前と同じような時間を一回でも過ごせるのかなって不安になる時がある

実際わかんない

 

だけど、これからもずっと側にいるんだろうなって思って疑わなかった人が遠くにいくことになった

それは単なる距離じゃなくて、心理的で内面的な距離

昨日の夜、電話をかけた

自分の進路が決まったってことを伝えたくて

ただ、受話器越しの声はいつもより、か細く弱々しく感じた

最近のLINEの感じからなんとなく、何かあったんだなってのは薄々気づいてたから、どうしたの?と一言。

しばらくの沈黙に電話の電波が悪いのかと何回も確認した

結局、電話は繋がってた

だけど俺らはもう繋がってなかった

そう感じたのは、無言の後に、ぼそっと好きな人ができたっていう一言があったから

最初は何言ってるのか理解できなかった

というより、理解したくなかったのかもしれない

何回かこういう経験をしてる自分たちにとって、結局は別れることはないって信じてた自分がいたから

 

なにそれって感じ

いろいろ言いたいことあるけど、電話だったから何も言わなかった

最後らへんはなんか正直呆れって感じ

好きになることは否定しないし、ある程度おれにも責任はあると思うから、そこは責める気ないけど、自分の言ったことには責任もってほしいなってすごく思った

 

彼女が好きになった人はなんとなく目星つく

ずっとその人とは仲よかったから

だから、俺はその人に嫉妬も何回もしたし、彼女自身に注意もした

だけど、その時彼女は「恋愛感情はない」ときっぱり言い切った

俺自身、相手のプライベートをどうこう言うのも言われるのも嫌っていうのもあったから、彼女の言葉を信じた

もちろん周りからは心配された

だけど、それ以来彼女に干渉しなくなった

でも結局は信じ切れてなかった自分がいるんだろうね

 

時間的にも心理的にも距離が広がった俺らは、別れるという結論に以前至った

別れを切り出された俺は、諦めきれずにもう一度自分の本音を伝えた

だけどそれでもダメだった

彼女の覚悟がそれなりに大きいことを理解した俺はもう戻ることはないと思ってた

その矢先、復縁したいって言われる

正直戸惑った、まだ好きだったし、だけどこんな感じで復縁していいのかなって

だから俺はあいつに聞いた、今は俺が近くにいるからそう思うだけで、一時の感情じゃないの?って

あいつは、違う本当に大切な存在って答えた

その言葉も俺は信じた

だからこそ復縁した

 

なのに、なんだったんだろうな

恋愛感情ないって偽善化してて、結局恋愛感情があって、大切な存在って言う割には、旅行中に電話で別れを済まそうとするって

なんか馬鹿みたい

今となっては別れて良かったのかなって思ってきてる

本当に好きだった人は友達に戻れないっていうのがようやく信じられそう

そして、男女の友情は成立しないという持論も一層強く信じられそう

 

前別れた時は悲しかったけど、今は呆れとか怒りとかしかない

でもなんだかんだ俺もそこまでの男でしかなかったんだなって思う

相手に好きな人作らせるほど隙があるって

もっといい男になろうって思う

もっと立派な大人になろうって思う

 

苦し紛れの一言を言うとするならば

恋愛の母数が一つ増えてよかったってこと

これからもっと良い人を見つけようって思う

もう復縁することはない

意地張ってるとかじゃなくて、きっと彼女のいろんな側面を見て自分とは価値観が異なるってことがようやくわかったってこと

 

さよなら

 

 

 

 

 

 

本当に別れようって言いたかったのは俺自身なのかもね